Tackle Guide
タイが浮いてこないときや潮の流れが速いときなどはウエイトスイベルなどを介したテーパー仕掛け、いわゆる「重い仕掛け」が有効なこともある。
ガン玉を打ってもいいが、潮次第で逆効果になることもあるので取り外しできる製品がおすすめだ。

待ってましたの潮変わり
しかし上げ潮が効き出すとそのエサ取りが消えた。
「そろそろチャンスタイムですかね」と左舷ミヨシの小島さんと言葉を交わしていると、竿先が不規則に揺れてストン!と沈み込んだ。
型はそれほどでもなさそうだが、マダイらしい段引きを見せて上がってきたのは800g級。
オデコを免れホッと一息ついていると、今度は小島さんの竿が大きく曲がる。
大きそうですねと声をかけると、「いや裏とオマツリしているから」……。
それでも時折突っ込む動きは相当な大物の予感。
時間をかけて上げてきたのは、ブリまであと一歩のワラサ。
船上計量で6.4kgの見事な1本だった。
上げ潮に変わってからはミヨシ有利の時間帯で、小島さんがマダイを2枚、私も1枚追加。
右舷でもミヨシ側が好調で、クロダイやイナダ交じりで竿が曲がっていった。
しかしその時間帯はほんのわずかで、1時間もするとアタリが遠のいてしまう。
このころには風向きが変わりミヨシの優位性も消えていたが、船全体にアタリがない。
エサも取られないのでハリスを長くしたり、ガン玉を追加してみたりもしたが効果はなく、そのまま沖揚がりとなった。
釣果は1~5枚。
竿頭は左舷トモの大井さんで、右トモの堀内さんが4枚で続いた。
ゲストはワラサ、イナダ、クロダイといったところだ。
まったりタイムも長かったがコマセダイではよくあること。
飽きない程度にイナダ、クロダイもヒットしてくれて楽しい一日だった。
船長によると反応はけっこう出ているらしく、「このところ潮の変わり目でバタバタッと食うことが多いですね。うまくハマると2ケタ釣果の日もありますよ」とのこと。
しばらくは楽しめそうだ。
そして、「年によってまちまちですが、早い年は3月末くらいから乗っ込みの気配が出てきます」
これからは大ダイを視野に道具と心の準備も必要になるわけだ。
春本番に向けて、剣崎発のコマセダイはますます楽しみになる。

▲6.4kgのでっかいワラサもゲットした小島さん

