3.呼吸の異常
少し難易度は高めですが、猫の呼吸状態の把握も大切です。普段の猫の呼吸はとても静かで、胸やお腹がゆっくり上下している程度。起床時は毎分20〜30回、睡眠時は15〜25回程度がひとつの目安と言われています。
もし呼吸がいつもより速い、口を開けて呼吸している、苦しそうに肩で息をしているような様子が見られる場合は注意が必要です。病気などの理由で猫の体に強い負担がかかっている可能性があります。
呼吸の異常は緊急かつ危険性が高いこともあるため、明らかに様子がおかしいと感じた場合はすぐに動物病院へ相談することが大切です。
4.食欲の異常
最後に挙げられるのが、猫の食欲。人間同様、猫の食欲も体調を知る大きな手がかりになります。いつもよく食べる猫が急に食べなくなった場合や、ちょこちょこ食いの猫でも明らかに食事を残す量が増えた場合は、体のどこかに不調がある可能性があります。口の中のトラブルや胃腸の不調、腎臓や肝臓などの内臓の異常、発熱などが原因になることも。
特に1日以上ほとんど食べない状態が続くと、危険度は大です。数日のうちに肝リピドーシス(肝臓の脂肪変性による肝不全)のリスクが高まります。食欲の低下とあわせて元気がない、隠れてばかりいるなどの変化がある場合も想定されます。逆に、急に食欲が強くなる場合も内分泌疾患など体の変化のサインです。食事量の変化は見逃さず、普段のごはんの量をよく覚えておきましょう。

