
萩原は、静岡県焼津市にある自社い草栽培拠点「YAiGUSA BASE(ヤイグサ ベース)」で初めて収穫したい草を使った「YAiGUSA BASE 国産い草寝ござ 焼津市松」を、オンラインショップ「萩原製造所」にて販売中。また、「YAiGUSA BASE」でい草づくりに取り組む若手社員二人の想いを伝えるインタビューや、商品が完成するまでの約2年を紹介した特集記事を、「萩原製造所」の「つなぐ、い草コラム」のページで公開している。
い草産業を盛り上げるための取り組み
岡山・倉敷の地で130年以上の歴史を誇る萩原は、花ござの製造販売を手がける会社として1892年に創業。萩原では、長年中国の自社工場でい草の品質管理や縫製加工に携わってきた一方で、これまでい草自体を国内で栽培した経験はなかったという。
近年、国内い草農家の戸数が10年で半分以下に減少するなど、い草を取り巻く状況は厳しいものとなっている。こうしたなか、い草産業・文化を盛り上げ、未来につないでいきたいという思いのもと、これまでい草の認知拡大に向けた取り組みを続けてきた。その新たな挑戦として「YAiGUSA BASE」を立ち上げ、い草の自社栽培をスタートさせた。
い草の魅力を伝える「YAiGUSA BASE」

「YAiGUSA BASE」とは、萩原のい草農地とプロジェクトチーム名。静岡県焼津市にあり、県内で唯一い草を栽培している農地だという(萩原調べ、2026年3月)。所有面積は約8反(2026年収穫分の植え付け面積は1.5反)。2024年よりい草栽培を開始し、2025年に初のい草収穫に成功した。
「YAiGUSA BASE」では自らい草栽培を経験することで、い草農家の現状や課題を肌で感じ、解決のヒントを探っている。また、い草の魅力を伝える発信拠点として、消費者やい草業界の人々が集まり、体験や交流ができる場所を目指している。
