二度も家族を裏切った代償
それから、憐れな武の生活が始まった。私は彼のお弁当作りを一切やめ、笑顔を向けなくなる。武に対する愛情はゼロを通り越してマイナスになり、無言で対応することが多くなった。
武:真奈美、冷たいな…
真奈美:そう?
もちろん子どもの前ではそこまでひどくしない。しかし、子どもたちも父親に対して以前のように懐くことはなくなった。思春期に入ったミツカに関しては、武に対して相当な反抗をして、ことあるごとに不倫した過去をほじくり返す。
ミツカ:えらそうにしないでよ、家族を裏切って不倫したくせに
これには私も庇いようはない。最初に落ち度を見せたのは武の方だ。そしてユウタも、サッカーではなく別のスポーツに興味を持ち始める。友達が誘ってくれたスイミングが忙しくなり、スポ少はやめてしまった。
武:ユウタ、サッカーやろうよ
ユウタ:俺、今からスイミングだから
庭の片隅で、1人リフティングする武の姿を、冷ややかに見る。寂しさアピールしても無駄なのだと、いつ気づくのだろうか。
武は離婚は免れたものの、家の中ではすっかり居場所を失ってしまいました。子どもたちも、父親がしたことの重大さがわかっているようで「ママの味方でいる」というスタンスに。
真奈美は、子どもたちが成人したら熟年離婚しようと考えています。離婚や慰謝料請求だけが、不倫への制裁ではないのですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

