これは以前付き合っていた男性とのお話です。彼と知り合ったのは大学生のとき。彼は社会人になってからも、大学時代から特に仲のいい男女でよく遊んでいました。その中には、彼に普段から頻繁に恋愛相談をする女性が。最初はあまり気にしないようにしていたものの、私は彼女の言動に少しずつ違和感を覚えるようになりました。それは、彼女と彼が、「ただの友人」とは思えない距離感だったからです。
静かに歩み寄る女性
その女性は、彼に電話で「またダメだったの」「私って重いのかな?」と、毎回似たような恋愛相談をしては、彼がそれに丁寧に返事をしていました。
私は、このやり取りに正直あまり良い気がしていませんでした。私と過ごす日でさえ、彼女から電話がかかってくると彼はずっと彼女と電話をしてしまうからです。私と彼の時間を、彼女に奪われているような気がしていました。
そんなある日、彼の友人たちと一緒に遊びに行くことになりました。もちろんあの女性もいます。遊びに行く当日、彼女は自然と私の隣に来て、彼の話題で距離を詰めてきました。
「彼ってやさしいでしょ。彼女の立場からすると、どんな感じなの?」と。
仕掛けられた言葉の意味は?
何かを探るような質問に加えて、「やっぱり、結婚するなら彼みたいなタイプがいいよ。まぁ、やさしすぎるから私は異性としては見られないけどね」と話を続けました。
どういう意味で言っているのか、彼女の言葉をどう受け取るべきか……私は考えてしまいました。
純粋なアドバイスなのか、遠まわしな牽制なのか。結局、その日彼女は彼からずっと離れず、帰り道も3人で歩いて帰ることになりました。
すると突然、「この前も、彼を夜遅くまで付き合わせちゃってごめんね」と、女性が話し始めたのです。

