「大動脈解離と血圧の左右差」についてよくある質問
ここまで大動脈解離と血圧の左右差について紹介しました。ここでは「大動脈解離と血圧の左右差」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
血圧に左右差が生じる原因について教えてください。
佐藤 浩樹 医師
代表的な原因は、動脈硬化による鎖骨下動脈や腕頭動脈の狭窄、血管炎による炎症性の狭窄、先天的な血管の曲がりや細さ、胸郭出口症候群による動脈圧迫などがあげられます。血圧の左右差が持続する場合は、血管の異常がある可能性があるため、循環器科を受診ください。
まとめ
血圧の左右差はそれ自体が大動脈解離を直接起こすわけではありませんが、動脈硬化、血管炎、先天的血管異常、高血圧など、血管を弱くする疾患のサインです。加えて、大動脈解離のリスク上昇につながる重要な手がかりともいえるでしょう。日頃から血圧管理、禁煙、適度な飲酒、無理のない運動を心がけ、左右差に気づいたら循環器科での診察を受けることが重要です。

