犬がたまねぎを誤食した場合の致死量はどれくらい?

犬がたまねぎを誤食した場合の致死量の目安は、体重1kgあたり15g~20g以上とされています。
体重5kgの犬の場合では75g〜100g以上、体重10kgの犬の場合では150g〜200g以上、体重20kgの犬の場合では300g〜400g以上です。
あくまでも目安であり、これより少ない量のたまねぎを誤食してしまった場合でも、重篤な中毒症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
犬がたまねぎを誤食したときに起こる中毒症状

たまねぎには、硫黄の一種である「有機チオ硫酸化合物」という成分が含まれています。粉砕されることで「チオスルフィン酸アリシン」という成分を形成します。
犬はアリシンを消化するための酵素を持っていないため、たまねぎを誤食してしまうと、アリシンによって赤血球が破壊されてしまうのです。
犬が致死量のたまねぎを誤食してしまったとき、最悪の場合で死に至らせてしまうのは、赤血球が破壊されてしまったことによる重篤な貧血症状を引き起こすためです。
1.消化器系の症状
犬がたまねぎを誤食したとき、初期症状として現れやすいのが消化器系の症状です。
嘔吐 下痢 食欲がなくなる 元気がなくなる よだれが出るこのような症状は、犬がたまねぎを誤食してから数時間~1日経過した頃に現れることがあります。
2.溶血性貧血による全身症状
犬がたまねぎを誤食したとき、溶血性貧血による全身症状が現れることがあります。
呼吸が荒くなる 心拍数が増える ぐったりとして元気がない 歯茎や舌の色が白くなるこのような症状が現れるのは、犬がたまねぎを誤食したことによって、赤血球が壊されたことが原因です。1日~3日経過した頃に現れる傾向にあります。
3.血色素尿が出る
犬がたまねぎを誤食したとき、血色素尿が出ることがあります。
犬のおしっこの色が「赤」「茶」「オレンジ」に見えることがあり、たまねぎを誤食したことで赤血球が壊され、血液成分が尿に混ざったことが原因です。
おしっこの色がいつもと違うな…と感じられることがあれば、体の中で異常が起きているサインです。

