母が本当に失ったものとは
母は、自分の言葉が私をコントロールできなくなったことを、ようやく悟り始めているようです。最近のメッセージは、罵倒の中に少しだけ「寂しさ」が見え隠れするようになりました。でも、私はもう籠には戻りません。
「ママ、公園行きたーい」
透哉の明るい声が響きます。浩二も、以前のような穏やかな笑顔を取り戻しました。 私たちは、自分たちの足で立っています。
母が失ったのは、娘や孫ではありません。「支配できる対象」を失ったのです。それを本当の意味で理解し、心から謝罪してくる日が来るのかはわかりません。でも、もしその日が来たとしても、私はまず、今の家族を一番に守ると決めています。
空はどこまでも高く、自由な風が吹いています。私は今、自分なりの幸せをかみしめています。
あとがき:支配を卒業し、自分の足で歩く空
物語の結末は、完全な断絶ではなく「既読スルー」という適度な距離感でした。これは復讐ではなく、諒子が自分の人生を取り戻した証です。母が失ったのは「娘」ではなく「支配対象」だったという一文は、多くの女性の心に刺さるのではないでしょうか。
たとえ母が謝罪しなくても、自分たちが幸せでいることこそが、最大の勝利。晴れやかな空を見上げる諒子たちの未来が、これからも穏やかであることを願わずにはいられません。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

