●安全配慮上の合理性があれば正当化されやすい
今回、店側は「店内外でのトラブルが頻発している」「走り回ることで他のお客さんへの迷惑や安全上の危険がある」「注意しても改善されなかった」など、具体的かつ切実な事情を丁寧に説明しています。
安全面への配慮として合理的な理由がある場合、入店制限は正当性を持ちやすいと思われます。特に、熱い料理を扱う専門店という業態を考えると、子どもの安全確保の観点からも一定の合理性が認められる可能性があります。
●時間帯や席の配置でゾーニングも
ただし、未就学児の入店を一律に断る前に、段階的な対応を検討することも望ましいでしょう。
たとえば、「お子さんが走り回ったり、大声を上げ続けたりする場合はご退店をお願いする場合があります」というルールをあらかじめ入口や予約時に明示する方法が考えられます。
また、席の配置を工夫して子ども連れの客と他の客を分ける、ランチ帯など時間帯によって受け入れる、といった選択肢も考えられます。

