国内への持ち込み・拡散を防ぐために我々にできること
編集部
国立健康危機管理研究機構が発表した内容への受け止めを教えてください。
吉野先生
今回の報告数の増加は、感染症を専門とする立場からみても軽視できないと受け止めています。麻疹は非常に感染力が強く、海外での流行が国内に持ち込まれることで、ワクチン接種歴が不十分な人を中心に広がるおそれがあります。一方で、麻疹はワクチンを適切に接種することで予防できる感染症です。必要以上に不安になるのではなく、まずはご自身やご家族の接種歴を確認し、症状がある場合には適切に医療機関へ相談することが大切です。編集部まとめ
麻疹は感染力が非常に強く、国内外で報告数の増加がみられている感染症です。子どもの病気と思われがちですが、重い合併症を引き起こすこともあり、十分な注意が必要です。まずはご自身やご家族のワクチン接種歴を確認し、未接種や接種回数が不明な場合は医療機関や自治体に相談することが大切です。発熱、せき、鼻水、結膜充血、発疹などがあり麻疹が疑われる場合は、事前に医療機関へ電話連絡したうえで受診し、できるだけ公共交通機関の利用を避けましょう。正しい情報をもとに早めに備え、日々の健康管理に役立てていきましょう。

