地元中学生がパッケージをデザイン
今回の取り組みは、熱海市、熱海観光局、国分中部による連携のもと実施された。
その中で、防災教育の一環として地元中学生がデザインに関わり、次世代を担う子どもたちが地域の魅力や防災について考える機会の創出にもつながっている。こうした取り組みを通じて、今夏の事業は、防災・帰宅困難者対策といった地域課題への対応にとどまらず、観光・防災・教育を一体的に捉える共創型の事業となっている。

パッケージデザインに採用された平野詩織さんは、絵を描くことが好きで、今回のデザインでは、「だいだい」の花や果汁、チーズケーキの材料などを調べ、それらをモチーフとして表現したそう。商品の特徴を的確に表現しながら、温かみのあるデザインは、災害時においても人の心を和らげ、安心感を与えるとして高く評価された。市役所と熱海観光局は、今後3年間で約9,000缶の製造を予定しているとのことだ。
熱海観光局の今後の展望
熱海観光局では、市民が安心して暮らせる環境の整備が、観光客にとっても安心して滞在できる環境につながるとの考えのもと、地域全体で観光客を受け入れる体制づくりを進めている。
今後も、防災体制の整備、地域資源の活用、教育との連携を通じて、観光と地域生活の両立を図りながら、持続可能な観光地づくりおよび地域社会の実現に向けた取り組みを推進していく。
