ワインバルで知り合った男性と意気投合し、成り行きでそのまま彼の家に泊まったことがあります。連絡先も交換しないまま翌朝を迎えたのですが、そこで思いがけない出来事が起こりました。


ワインバルでの出会い
これは、私が20代のころの出来事です。今振り返ると、ずいぶん勢いに任せて行動していた時期だったように思います。
女友だちとワインバルで飲んでいたとき、近くにいた男性2人組から声をかけられました。そのまま4人で楽しく話すうちに、自然と打ち解けていきました。2対2で軽い合コンのような感じになり、偶然にもそれぞれいい雰囲気に。
終電が近づいたころ、男女2人ずつに分かれて解散する流れになりました。私は一緒になった彼とかなりいいムードで、もっと話してみたいという気持ちが強くなっていきました。まだ帰りたくないと思った私は、その場の空気に背中を押されるように、彼の家へ行くことにしたのです。今思えば、かなり無防備だったと感じます。
「すぐ戻る」と言って出かけた彼
出来事が起きたのは翌朝でした。私たちは少し気恥ずかしさを感じながら、前夜のことを思い出しては、部屋でのんびり話していました。
すると突然、彼が「あ、まずい! 今日、あれを友だちのところに借りに行く約束だった!」と、慌てた様子で言い出したのです。続けて「ちょっと行ってくる! すぐ戻るから待ってて」と告げ、あっという間に支度を済ませて外へ出ていきました。
彼の行動に私はとても驚きました。まだ連絡先すら交換していなかったからです。ただ、本人が「すぐ戻る」と言っていたこともあり、その言葉を信じて待つことにしました。

