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猫飼いさんの被災体験から学ぶ 自宅での危険を減らすコツと環境づくりのポイント

いつ起こるかわからない大地震。家で生活する猫の身を守るためには、ふだんから家具の転倒や脱走対策などをしておくことが大切です。

今回は過去の飼い主さんの体験談をご紹介しながら、自宅での危険を減らすコツや環境づくりのポイントについて、専門家の香取章子さんに教えていただきました。

2011年3月 東日本大震災の体験談(1)
ニャルソック中のロシアンブルー
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

地震発生時は職場にいて、家には愛猫1匹のみ。なんとか深夜に帰宅すると、空腹からなのか床のあちこちに吐いた形跡が。あとから気付いたのですが、家に置いてあった目覚まし代わりのスマートフォンで、緊急地震速報が鳴り続けていたようです。地震の恐怖と止まない警報音で、どれだけ愛猫を怖がらせてしまったことか……。それ以来、外出中には地震速報の設定をOFFにしています。(神奈川県 I・Oさん)

恐怖から吐いてしまったのでしょう


猫は空腹で吐くこともありますが、今回の場合、家具が揺れる音や地震速報の音などによるストレスと恐怖心が、大きな一因と推測します。飼い主さんも実践されているように、猫の留守番中には地震速報が鳴らないようにするか、可能であれば音量を下げるのも一手。とはいえ人にとっては必要なものなので、猫だけの留守番時以外は必ず音が鳴るように設定を。(香取さん)

2011年3月 東日本大震災の体験談(2)
飼い主さんを見守るスコティッシュフォールド
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

深夜にようやく帰宅すると、2匹の猫たちがよくいる部屋の本棚が倒れていて物が散乱。ベランダのある部屋を見ると、なんと窓が全開になっていました。当時は高層階に住んでおり、「防犯は大丈夫だろう」と、鍵をかけていなかったのです。脱走していたらと血の気が引きましたが、2匹は部屋の隅でうずくまっていました。自分の不注意に反省し、今では施錠を習慣化しています。(宮城県 M・Sさん)

災害時は脱走や事故のリスクが高まります


防犯はもちろん、脱走のリスク回避の意味から、ふだんから窓やドアは必ず施錠を。災害時はパニックで飛び出すなどして窓から落下してしまうおそれもあるので、補助錠などを追加してもいいでしょう。(香取さん)

1995年1月 阪神・淡路大震災の体験談
クレートに入るベンガル
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

早朝に地震が起き、「家が壊れるかもしれない」と家族全員で外に出ることに。その支度中、ふとした隙に愛猫が行方不明になってしまいました。いくら捜しても見つからず途方に暮れていましたが、約3日後、幸運にも庭に愛猫の姿が。それ以来、脱走防止対策や防災には一層気を使っています。(兵庫県 S・Sさん)

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