失恋がくれた新しい幸せ
知り合ってから1カ月後、「会ってみよう」という話になり、初めて彼に会いました。
彼は、私が今まで付き合ってきた人とは、性格も顔もまったく違うタイプでした。懐が広くやさしい人。
これまで交際してきた男性たちには尽くしてきた私でしたが、彼はとても家庭的で私のためにとなんでもしようとしてくれる人でした。「同じ日に失恋して出会うなんて、私たちって運命の出会いなのかな」と笑いながら話すうちに、自然と付き合うことになりました。
そのときうつ病は寛解していましたが、過去婚約破棄をされたトラウマもあったので、思い切って彼に「うつってどう思う?」と聞いてみました。すると彼は「うつって、誰でもなる可能性があるんだよね。心の風邪みたいなものでしょ?」と穏やかに言ってくれたのです。彼のご両親も、「頑張りすぎてしまったのよね。これからは無理しないでね」と温かい言葉をかけてくれて……。そう思ってくれただけでありがたく心がギュッとなりました。
その後、彼との結婚はトントン拍子に進みました。コミュニティの管理人にお礼もかねて結婚報告をすると、「本当にそんなことあるんですね! うれしい!!」と喜んでくれたのを覚えています。
私たちはもうすぐ結婚15周年を迎えます。今は小学4年生の娘の子育てを、夫と2人で頑張っています。日々の生活がとても幸せです。
まさに、失恋はスタートライン。失恋は終わりではなく、始まりでした。あのときの絶望があったからこそ、今の幸せをより大切にできているのだと感じています。人生は予想外の展開があるけれど、振り返れば、すべて意味のあることなのかもしれません。
今、楽しそうにゲームをしている夫と娘の姿を見て、当時の私に「今とても幸せだよ! あなたの涙は幸せに変わるよ」と言ってあげたいです。
著者:御法川元子/30代女性・2015年生まれの女の子の母。子どもが生後4カ月のころから企業の広報担当として働いているワーキングマザー。パニック障害を患いながらも明るい性格で元気に毎日過ごしている。波瀾万丈な人生だが、明るく楽しくをモットーに! 趣味は音楽鑑賞・カラオケ。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

