動揺していたのは大人のほうだった
その日の夜、仕事から帰ってきた夫に、息子は開口一番こう言いました。
「ママね、血が出てるけど痛くないんだってー!」
その瞬間、夫は固まり、私は思わず苦笑い。でも、息子はとても誇らしげな表情をしていたのです。隠すような話でも、こそこそするような話でもなく、自分が知ったことをそのまま伝えただけなのでしょう。
その様子を見て、恥ずかしいという感覚は、最初からあるものではないのかもしれない、と思いました。まっすぐな言葉で話してくれた息子が、その夜はいつもより少し頼もしく見えました。
生理について伝えるタイミングは、日常の中で突然やってきました。そのときどう向き合うかは、親によって選択が異なるものです。私の場合は隠さず、淡々と事実を伝えましたが、その結果、体の話は怖くも恥ずかしくもならないとわかりました。純粋に受け止めてくれた息子の姿に、この選択は間違っていなかったと、励ましてもらえた気がしました。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
著者:いとうみゆう/2020年生まれの6歳の男の子、2024年生まれの2歳の女の子を子育て中のママ。看護師や保健師として医療機関や高齢者施設で勤務。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆。
作画:まっふ
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著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ

