船長に訊く夜マルイカのコツ
『第八幸松丸』松坂孝憲船長に、今季のマルイカの状況を伺った。
──例年と比べて今季のマルイカはいかがですか?
船長「毎年この時期、マルイカはやんないさ。冬はヤリイカをやってて、そしたらマルイカ見っけて。いるのが分かったもんで“やろうかな”って感じですね。例年やらないのはサイズが小さいからだけど、今年のは一回りデカい。メタルでも何でも着いたから“やってみよう”って感じですね」
──イカメタルも楽しめる状況なんですね
船長「普通、冬場はゼロテンにこだわった人だけの釣りだけど、今季はそうじゃないからイイかなって感じで」
──ビギナー向けのアドバイスは?
船長「道具が良くなってるから、専用竿、感度の良いタイラバ竿、あとは細い糸。PE1号前後かな。スッテはだいぶ小さいの使い始めてるけど、150とか200杯近く釣ったときは何やっても着いたね。プラヅノに偏る日もあるし、潮回りで“大きいのを触る”ときがあるのかもしれんね」
冬の異例フィーバーだけに、固定観念は禁物。スッテもツノも幅広く用意して挑むのが賢明だ。
釣況V字復活、第八幸松丸は「やってる時が釣れる時」!
取材日の竿頭はゼロテンで辛抱の釣りを続けた三矢さんの7杯。前日トップ88杯からすると“釣果の谷間”の1日となった。しかし翌日は竿頭128杯を記録。その後も束釣りやそれに迫る釣果が続いている。
例年なら初夏以降が盛期の沼津マルイカ。冬場の好調は異例だ。「いなくなればやんないけど、いるうちは捜してやってみる」船長の言葉通り、今は“いる”。
2026年、この冬の静浦沖フィーバーを見逃す手はない。

