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ドラマの料理を作るのは誰か。「日本一忙しいカメラ裏の料理人」

ドラマの料理を作るのは誰か。「日本一忙しいカメラ裏の料理人」

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』という現場

フードコーディネーターの本能は、整えることだ。しかし竹内涼真さん主演のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』が求めたのは、その正反対だった。

「料理したことない設定だからもっと散らかそうよ」と役者自身がリアリティを追求してくる。整えたくなる本能をあえて抑えながら崩す技術は、完璧な盛り付けよりはるかに難しい。ここ数年は特に「綺麗すぎるとリアルじゃない、伝わらない」と強く感じるようになったという。

台本通りに進む現場はほとんどない。役者が「食べづらくてセリフが言いにくい」と言えば即座に形を変え、カメラアングルが変われば配置を調整する。「常にアンテナを張って、現場の会話をキャッチしておくことが欠かせません」。この瞬発力こそが、フードコーディネーターの真骨頂だ。

お持ち帰りボックスを置くようになった理由

かつて撮影用の料理は廃棄されることも珍しくなかった。師匠の赤堀博美先生から「どんな時もおいしいものでなければならない」という考えを受け継いだはらさんは、現場に必ず「実際に食べておいしいもの」を持ち込み続けてきた。撮影後にスタッフが持ち帰れる「お持ち帰りボックス」を用意するようになったのも、廃棄への心苦しさが出発点だった。

リアルでおいしい料理が、役者の良い演技を引き出し、作品に熱量を生む。500本の現場を経て、はらさんはそう確信している。
「料理が好きというだけでは務まらない仕事かもしれません。でも、求められたものを形にし、現場の皆さんと一緒にいいものを作っていく。このバタバタした日々が、私にとっては最高に楽しいんです」

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【ゲスト】

第67回・第68回(3月6日・13日配信) はらゆうこさん

フードコーディネーター
1976年埼玉県生まれ。大学卒業後8年間の公務員生活を経て、日本最古の料理学校「赤堀料理学園」に入学。赤堀博美校長のアシスタントを経て独立し、2010年に株式会社BEETAR(ビータ)を設立。ドラマ・映画・CM・MVなど映像作品への参加は500本以上。「日本一忙しいカメラの後ろの料理人」として知られる。

HP:http://fs-vita.jp
X: @RacoonYuko
Instagram: @yuko.hara1218

【パーソナリティ】

クックパッド株式会社 小竹 貴子

クックパッド初代編集長/料理愛好家
趣味は料理🍳仕事も料理。著書『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』『時間があっても、ごはん作りはしんどい』(日経BP社)など。

X: @takakodeli
Instagram: @takakodeli

この記事はクックパッドのポッドキャスト番組『ぼくらはみんな食べている』の配信内容を再編集した記事です。

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