小顔治療を行う際の注意点
編集部
小顔治療を選ぶ際に、最も大切なことは何ですか?
畑山先生
治療の意味をきちんと理解することです。小顔治療は、単に「顔が大きい人を小さくする」ことだけを目的としたものではありません。大切なのは、顔全体のバランスを整えるという視点です。例えば、フェイスラインの余白が目立つ人には余白を減らし、たるみが原因で大きく見える人にはたるみを改善することで、顔が小さく見えるようになります。このように「小顔治療」という言葉には、輪郭調整、たるみ改善、余白のコントロールといった幅広い意味が含まれているのです。まずはこの事実を理解し、自分に必要な治療を見極めることが大切です。
編集部
年齢によって治療法は変わりますか?
畑山先生
変わります。一般的に、若い人の場合だと脂肪や筋肉の量を物理的に減らすことで、小顔効果が期待できるケースが多いですね。一方、年齢を重ねると脂肪減少とたるみが同時に進むため、吸引の治療だけではなく、糸リフトや高周波などによる「引き締め治療」との併用が必要になることもあります。ただし、顔が大きく見える原因は人それぞれなので、医師と相談して治療法を決めてください。
編集部
小顔治療の効果が出過ぎることもあるのですか?
畑山先生
はい。過度に脂肪を減らしてしまうと、頬がこけて疲れた印象になったり、実年齢以上に老けて見えたりすることがあります。小顔治療は、単に顔のサイズを小さくすることが目的ではありません。大事なのは、輪郭や立体感、全体のバランスを整えるという視点を持つことです。
編集部
小顔治療を行うときは、いろいろな点を加味し、自分に合った治療法を選ばないといけないのですね。
畑山先生
そうですね。顔は、この先何十年も付き合っていくものということもあり、「今さえよければいい」という短絡的な発想では、のちのち後悔することになりかねません。将来たるみが出たときの影響や、年齢を重ねることを見据えたデザインを意識することで、自然かつ無理のない美しさが保たれます。小顔治療を行う際には、長期的な視点に立って判断するようにしましょう。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
畑山先生
小顔治療は、美容外科の中でも医師のセンスや美意識が表れやすい分野です。私が目指しているのは、過度に変化を強調する治療ではなく、周囲に気付かれないほど自然でありながら、自分自身が鏡を見たときに確かな変化を実感できる治療です。他人から「治療をしたよね」と言われることはないけれど、自分自身鏡を見るのが楽しくなるーーそんなナチュラルな仕上がりを大切にしています。また、家族に気付かれたくない、早く社会復帰したいという人のために、ダウンタイムを可能な限り抑えるよう配慮した治療を行っています。「顔が大きいことがコンプレックス」という人は、小顔治療を得意とする医師に相談すると、自分に合った治療法が見つかると思います。ぜひ、信頼できる医師を見つけて相談してみてください。
編集部まとめ
小顔治療というと「どれだけ変わるか」に目が向きがちですが、大切なのは“周囲に違和感を与えない自然さ”です。将来を見据え、ダウンタイムにも配慮した治療なら、日常に影響を与えることなく前向きな変化を実感できます。自分らしさを大切にした選択をすると、満足度の高い結果につながると思います。

