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マンモグラフィは痛い? 被ばくする? エコーとの違いは?「乳がん検診の疑問」を一挙解説

マンモグラフィは痛い? 被ばくする? エコーとの違いは?「乳がん検診の疑問」を一挙解説

乳がん検診のお知らせが自治体から届いたものの、痛そう、被ばくが心配、などの理由で受診を迷っている方もいるのではないでしょうか。乳がんは女性がかかるがんの中でも特に多く、早期発見により治癒の可能性が期待できる病気とされています。本記事では、乳がん検診で行われるマンモグラフィと乳腺エコー(超音波検査)の違いや使い分け、検診を受ける目安について、サクラス乳腺クリニック院長の飯塚美紗都先生に詳しく解説いただきました。

※2026年3月取材。

飯塚 美紗都

監修医師:
飯塚 美紗都(戸塚共立第1病院附属 サクラス乳腺クリニック)

2005年日本大学医学部医学科卒業。2007年より日本大学医学部乳腺内分泌外科に所属し、乳がんをはじめとする乳腺疾患の診断・治療に従事。公立阿伎留医療センター乳腺外科などで臨床経験を重ね、乳がん診療および乳がん検診の分野で研鑽を積む。2018年より戸塚共立第1病院附属サクラス乳腺クリニック勤務。乳腺専門医として乳がん検診、乳腺疾患の診療に幅広く携わる。医学博士。日本外科学会専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、乳がん検診超音波検査実施・判定医師。

何歳から・どの検査を・どのくらいの頻度で受けるべき?

検診は何歳から・どの検査を・どのくらいの頻度で受けるべき?

編集部

無症状であっても乳がん検診の受診が推奨される理由は何でしょうか?

飯塚先生

乳がんは女性に多いがんです。自覚症状としてはしこりが最も多いですが、初期は症状に気づきにくいことがあります。そのため、無症状でも検診を受けることが重要です。

編集部

乳がん検診では具体的にどのような検査が行われますか?

飯塚先生

乳がん検診では、主にマンモグラフィと乳腺エコー(超音波)検査が行われます。マンモグラフィは乳房専用のX線検査で、乳房を上下・左右にはさんで全体を確認します。乳腺エコー検査は乳房にゼリーを塗り、プローブを当てて超音波で内部構造をリアルタイムに観察する検査です。

編集部

何歳頃から、どのくらいの頻度で受けるのが望ましいのでしょうか?

飯塚先生

日本では、自治体検診として40歳以上の女性に対し2年に1回のマンモグラフィ検診が推奨されています。日本人女性では40歳代から乳がんが増えるため、この年齢が一つの目安となります。一方で、自費の乳がん検診や人間ドックなどでは毎年受けることも可能です。また、ご家族に乳がんの方がいる場合など、20〜30代からの受診が望ましいこともあり、一度検診を受け、適切な検査についてご相談ください。

マンモグラフィとエコー、各検査の利点と特徴は?

マンモグラフィとエコー、各検査の利点と特徴は?

編集部

マンモグラフィと乳腺エコーは、それぞれどのような特徴がありますか?

飯塚先生

マンモグラフィは乳がんの初期所見である石灰化の検出に優れており、乳がんによる死亡率を下げる効果が確認されている検査です。一方、乳腺エコーは乳腺の内部構造を観察でき、しこりの検出に優れます。特に乳腺の密度が高い方でマンモグラフィとの併用や、20〜30代で初めて検診を受ける方にもおすすめです。

編集部

それぞれの検査はどのように使い分けられているのでしょうか?

飯塚先生

乳がん検診はマンモグラフィが基本ですが、乳腺の状態や年齢に応じてエコー検査を組み合わせることで、より見つけやすくなる場合があります。当院ではその方に合わせてご案内しています。

編集部

年齢や乳腺の状態によって異なる検査が選択されるのでしょうか?

飯塚先生

はい、年齢や乳腺の状態に応じて適した検査が異なります。乳がん検診はマンモグラフィが基本ですが、乳腺の密度が高い方ではエコーを併用することで、より見つけやすくなる場合があります。また、若い方は乳腺が発達しているため、エコー検査をすすめられることが多いです。年齢や乳腺の状態に応じて、適切な検査が選択されます。

配信元: Medical DOC

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