娘を助長させていたモンスター母
美緒ちゃんママは絶句しました。真理子さんはさらに続けます。
「流行がある中で、シールを好きになるのは仕方ありません。でも、ガマンすべき部分を教え、わが子のふるまいを正しく観察するのは、親の責任です。あなたの"お花畑な信頼"が、美緒ちゃんをウソつきにさせているんですよ」
周囲のママたちの冷ややかな視線に、美緒ちゃんママは、初めて自分の過ちに気づいたようでした。
後日、私の元にも、美緒ちゃんママから謝罪の電話が入りました。
「美緒のウソを信じて、あんなひどいことを……本当にすみませんでした」
涙を流しながら、何度も謝るその姿勢からは、心から反省をしていることが伝わりました。その後、美緒ちゃん親子はおとなしくなり、園内の平和は守られました。
ユリは今、美緒ちゃんと、シールではなく、心のこもったお手紙のやり取りをたのしんでいます。
「お母さん、やっぱり本当のことを言ってよかったね!わたしね、美緒ちゃん大好きだよ」
娘の笑顔を見ながら、私は確信しました。
親が子のウソに加担せず、正しく向き合うことこそ、子どもを守る方法なのだと。
美緒ちゃんママは、ようやく自分たち親子の過ちに気づいたようです。秋穂とユリちゃんに対して、「おどされた」と事実無根のウワサを流し、信用を貶めたのです。
誰だって、わが子を信じたい気持ちはありますね。ですが、自分の子どもだからこそ、ときには冷静になる必要があります。また、親として子どもの行動を見守ることも必要ですね。
「シール交換」という子ども同士のやり取りを通して、親の対応も試されると感じたお話です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
イラスト:まい子はん
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

