子どもを連れて電車に乗ると、どうしても子どもの騒がしさや周りの目が気になってしまいますよね。筆者も、抱っこ紐で子どもを連れての外出時は、いつも緊張していました。
そんなある日、混雑した電車の中で出会ったのが、心優しい高校生の女の子二人。これは、実際に筆者が体験した、人の優しさを感じたエピソードです。
混雑した電車での、ちょっとしたハプニング
子どもが8か月のとき、一緒に電車でお出かけした日のことです。
その日はとても混んでいて、私は抱っこ紐で子どもを抱えていました。子どもはお出かけが楽しくて、声を出して周りの人と遊びたがります。
私は焦って「静かに」と言いながらも、子どもの楽しそうな様子に少し困惑していました。
すると、同じ車両に高校の制服を着たちょっと派手めの女の子たちが二人乗ってきました。
子どもと目が合うと、二人は子どもを真顔でじーっと見つめるだけです。人懐っこい子どもは、その目を見つめ返してニコッと笑いました。そして手を伸ばして、構ってもらおうとします。
真顔の女の子たちとの意外なふれあい
私は以前、ママ友から「電車で子どもが笑った途端、見ず知らずの人に注意された」という話を聞いたことがありました。そのため、周囲の目が気になって思わず何度も平謝りをしてしまいました。
すると女の子たちは優しく私と子どもに声をかけてくれたのです。
「え、めっちゃ可愛いやん」
「おーい! 手振れる?」
子どもは嬉しそうに手を振り返し、二人は「すごい! 賢いやん」「うちらより賢くね!?」とたくさん褒めてくれました。手を握ったり、駅に着くまでずっと遊んでくれたのです。

