現場からは怒りの声「ずっと残業して待っていたのに」
女性の社会進出が進み、働きながら子育てをする人が増えています。そんな親世代を支える制度が「育児休業(育休)」です。本来は職場復帰を前提とした制度ですが、期間終了とともに退職してしまうケースも少なくありません。ネット上ではこの「育休明け退職」について、現場の悲鳴や当事者の葛藤など、さまざまな立場からの意見が飛び交い、大きな論争となっています。
育休期間終了時の退職に対して、否定派からは厳しい意見が多く上がっています。「戻ってくることを前提にしているから、人を入れられずに部署全体で負担することになる。いい迷惑だ」「その人の引継ぎをしてずっと残業していたのに、育休終了で退職されてやる気が切れた」といった、現場で業務を支えてきた側による悲痛な叫びです。
また、近年採用する企業が増えつつある男性育休についても「自分は育休中に転職活動をして辞めている人がいて、タチが悪い」という声も寄せられています。制度の趣旨を逸脱した行動に対しては、より風当たりが強いようです。
「一度戻ってきて」引き継ぎを求める切実な本音
否定派であっても「せめて一度は復職してから決めてほしい」という歩み寄りの声もみられました。「一度戻ってきて、それでもしんどいとなったら辞めればいい」「そのまま来なくなるよりは、少しでもいてくれた方が引き継ぎや体制を立て直す準備ができるからマシ」といった意見です。
残される側としては、突然「戦力」がゼロになるショックよりも、次につなげるための猶予期間を設けてほしいというのが本音のようです。

