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4月15日は「遺言の日」意外と知らない書き方、「財産の分配」より「家族の争いを防ぐ」を心がけて

4月15日は「遺言の日」意外と知らない書き方、「財産の分配」より「家族の争いを防ぐ」を心がけて

●「財産の分配」より「家族の争いを防ぐ」という視点

──「遺言を書く目的」をどう設定すべきでしょうか

遺言の目的として多くの方がイメージするのは「財産の分配」ですが、私が特にお伝えしたいのは「家族の争いを防ぐ」という視点です。

相続トラブルは、必ずしも大きな財産がある家庭だけで起きるわけではありません。

むしろ、不動産一件、預金口座一件をめぐって、長年仲の良かった兄弟姉妹の関係が壊れてしまうケースが後を絶ちません。

遺言があれば、相続人全員で話し合う「遺産分割協議」を経ずに相続手続きをスムーズに進めることができます。つまり遺言は、残された家族が揉めないための「道しるべ」を遺してあげることでもあるのです。

●意外? 自由にメッセージを書ける

また、遺言には「付言事項」といって、法的効力はないものの、家族へのメッセージを自由に書き添えることができます。

財産の分け方に込めた思い、感謝の言葉、家族への願い──そうした言葉が、時に法律の条文よりも深く遺族の心に届くことがあります。

いわば、遺言書の存在は、故人の「最期の思いやり」とも言えるでしょう。

生前に自分の意思をしっかりと示しておくことで、残された家族の負担を減らし、故人を偲びながら円満に相続を進めることができるのです。

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