弁護士に相談することを勧める
そして今、彼は「夏乃が自分以外の男と会うこと」に拒否反応を示し、異常な行動を取ろうとしている。夏乃はもう、あの男の妻ではないのに…。
「夏乃、あなたは浮気なんかしていなかったし、離婚後に佐藤くんと会うのは何も問題ないんだよ」
「でも、彼、何をしでかすか分からないよ。もし佐藤くんにまで被害がいったら……」
「うん。だからこそ今、専門家の手を借りないといけないと思う。何か起きてしまう前にね」
私は夏乃に、知り合いの弁護士を紹介することにした。
「夏乃が優しいから、彼は付け入るの。その優しさを、自分を守るための強さに変えて」
夏乃は小さく頷いた。その瞳には、恐怖の中にわずかな決意の光が宿っていた。
あとがき:その愛、実はただの「支配」です
平治のようなタイプは、相手を自分の一部だと思い込んでいるから質が悪いですよね。過去の回想シーンを通じて、彼の異常性が一過性のものではなく、根深い性格であることを浮き彫りにしました。祥子が放った「優しさを強さに変えよう」という言葉は、同じように苦しむ多くの女性に響くメッセージとして込めました。ここからいよいよ、反撃のターンが始まります。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

