私が社会人2年目のとき、同じ会社の同期だった男性・Yと交際することになりました。Yは同期の中でも仕事ができ、上司からの評価も高く、周囲からも一目置かれていました。そんなYには、誰にも知られていなかったことがあったのです。
彼が頑なに隠していた「自分の部屋」
当時、私たちはそれぞれ会社の寮として契約されていたマンションに住んでいました。
同期同士で集まる機会も多く、「誰かの部屋に集まって部屋飲みしよう」という話になることもよくありましたが、そのたびにYは「うちは絶対無理!」と頑なに拒否。男女問わず、Yの部屋はいつの間にか同期の間で「開かずの間」状態になっていました。
また、Yは毎週のように実家に帰省していました。車で1時間ほどの距離とのことで、私自身も就職してすぐのころは頻繁に家に帰っていたこともあり、特に不思議には思っていませんでした。
拍子抜けするほどきれい。あまりにも何もない?
交際を始めてすぐは、基本的に外で会うか、私の部屋で過ごすことがほとんどでした。付き合って3カ月ほど経ったころ、「じゃあ今度うち来る?」とようやくYから言ってもらえ、初めて彼の部屋へお邪魔することに。
Yは毎日、忙しそうに仕事をしていたので、正直「散らかっているのかな」「片付ける余裕はないかも」と思っていたのですが、部屋は驚くほどきれい。あまりにも整っていて、逆に拍子抜けしてしまいました。
ただ、洗濯物は一切なく、冷蔵庫の中もほとんど空っぽ。生活しているはずなのに、あまりにも“何もない”ことに引っかかりました。

