まさかの再会で大混乱!
さすがに見ていられなくなり、私は小声で「恥ずかしいし、ここだと邪魔になっちゃうから、別のところに移動しようよ」と声をかけました。すると彼は、不機嫌そうに「別にいいだろ」とひと言。私はその返答に驚き、言葉を失ってしまいました。
するとそのとき、背後から「あれ、久しぶり」と声をかけられたのです。振り向くと、そこにいたのは元カレでした。突然の再会に戸惑っていると、元カレは私の隣にいる彼を見て、少し驚いたような表情を浮かべ、「お前さ、趣味変わったんだな」と馬鹿にするようにつぶやいたのです。
その言葉は彼の耳にも届いてしまい、彼は「なに? 誰?」と反応しました。まだ会計も終わっていないなか、その場の空気は最悪なものに……。私はただただ居心地の悪さを感じながら、その場をやり過ごすことしかできませんでした。
結局、その日は彼をフォローしたり、元カレとの思いがけない再会に戸惑ったりして、デートを楽しむ余裕はありませんでした。
当時の私は、彼の抜けたところも含めて魅力だと思っていましたが、あの日の出来事をきっかけに、自分が抱えている小さな引っかかりに、気づかないふりをしていただけなのかもしれない、と思うようになりました。好きという気持ちだけで無理をするのではなく、時には自分の意見をしっかり伝えて、お互いが自然に笑っていられる関係を作りたいと感じた出来事でした。
著者:榊原愛七/30代女性・1児の母。看護師・カウンセラー兼、恋愛エピソードを執筆するライター。
作画:霜月いく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく

