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『孤独のグルメ』15年、松重豊さんが語る舞台裏「撮影中はむしろ痩せていく」「しょっちゅう逃げ出したい」

『孤独のグルメ』15年、松重豊さんが語る舞台裏「撮影中はむしろ痩せていく」「しょっちゅう逃げ出したい」

●謎の多い「井之頭五郎」の仕事

また、ドラマは物価高の影響も受けているという。

「インフレが大変だなと。とにかくその飲食にかかる費用が、3、4年前に比べて1.5倍か、それ以上の水準になってきています。

井之頭五郎は個人事業主ですし、ドラマを見てもそんなにお金を稼いでいるような仕事をしているとは思えない。この人が夕飯に4000、5000円かけられるのかなっていう不安はありますね」

また、五郎について「真面目に働いているように見えるが、どういうバックグラウンドなのか」という質問も出た。

松重さんも「井之頭五郎は本当にどういう生計を立てているのか非常に謎なんです」と苦笑する。

「先週放送された回では、電気屋のおじさんから頼まれた孫のおもちゃを1つ買っただけなんですね。そのマージンだけで果たして夕食が食べられるのか。たまに大きな仕事を取ってきて、なんとかなってるのかなって想像するしかないですけどね」

●「しょっちゅう放り投げて逃げ出したい」

長期シリーズとなった本作について、弁護士ドットコムニュース記者が「やめたいと思ったことはないのか」と質問したところ、松重さんは率直な思いを明かした。

「しょっちゅう、放り投げて逃げ出したいなと思う時はあります。

15年続ける中でスタッフは入れ替わり、今は初期から残っているのは僕と技術チーフの2人だけです。だからこそ、自分が責任を持って作品を支えなければいけないと感じていて、それが映画化の経緯にもつながっています。

一方で、この作品は若いスタッフの成長の場でもある。僕も年齢的にどこまで食べられるかわからないので、次の世代に引き継ぐ道筋も作っていきたい。持続可能な形で続けていきたいと考えています」

また「もしハリウッドが英語版をつくるとしたら、五郎役はどの俳優に演じてほしいか?」との問いには、原作のイメージから、俳優のニコラス・ケイジさんの名前を挙げた。

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