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『孤独のグルメ』15年、松重豊さんが語る舞台裏「撮影中はむしろ痩せていく」「しょっちゅう逃げ出したい」

『孤独のグルメ』15年、松重豊さんが語る舞台裏「撮影中はむしろ痩せていく」「しょっちゅう逃げ出したい」

●「失われた30年、僕ら世代の責任も大きい」

松重さんは「食は物語」とも語る。

「ご飯を食べるだけのドラマなんですけども、そこに登場するお店は、どういう人が、どういう経緯でこの味にたどり着いたのか、みたいなことを想像していくことによって、味のおいしさが確実に上がってくと僕は思ってます」

そうした物語を伝えることが、俳優としての役割だという。松重さんは、日本の現状についても厳しい一面を指摘したうえで、矜持を示した。

「“失われた30年”は、僕ら世代の責任も大きいと思っています。

海外で仕事をすると、日本は経済面でアジアに後れを取っていると実感する場面もある。 ただ、日本のスタッフはどんな環境でも全力で結果を出そうとする。その姿勢は30年変わっていないと思います。

そうした強みは、スポーツやエンタメの可能性として世界にも伝わるはずです。一方で、現場の環境はまだ十分とは言えない。僕たちの世代が声を上げて、引き上げていく必要があると感じています」

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