強くなった親友と過ごす、心から楽しい時間
彼は今ごろ、実家で親に甘えながら、また別の「獲物」を探しているかもしれない。でも、もう夏乃はそこにはいない。
「祥子、私、強くなったよ。もう二度と、あんな理不尽な涙は流さない」
彼女の言葉に、私は力強く頷いた。 窓の外には、抜けるような青空が広がっている。 悪夢のような日々は終わり、彼女の新しい物語が、今、静かに幕を開けた。
「さて、夏乃。お祝いに今日は美味しいもの食べに行こう! 私がご馳走するよ」
「いいの? じゃあ、一番高いお寿司がいいな!」
私たちは笑い合いながら、街へと繰り出した。
あとがき:青空の下で踏み出す「自分」の足音
ようやく訪れた大団円。平治が最後まで「保身」で泣く姿を描くことで、彼が変わることはないけれど、夏乃が彼を必要としなくなったという決別を強調しました。ラストの高級寿司のシーンは、耐え抜いた女性への最高のご褒美です。依存と支配の物語から、自立と友情の物語へ。読後の皆さんの心にも、夏乃が見たような抜けるような青空が広がっていることを願っています。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

