夫から特別扱いしてくれる、と職場で言いふらすママ友
その翌日、さらに追い打ちをかけるような出来事が起こりました。 同じ園に通う別のママ友から、コソッと声をかけられたのです。
「ねえ、幸恵ちゃん大丈夫? 里奈さんが職場で『幸恵さんのご主人、私のこと特別扱いしてくれるの。やっぱり男の人って、頼られるのが好きなのね』って言いふらしてるみたいだよ……」
胸がバクバクと音を立てました。不快感を超えて、吐き気がしました。 夫を「便利屋」として使い倒し、私のプライドをズタズタにする彼女。そして、それに気づかず「仕事だから」と鼻の下を伸ばしているように見える夫。
「私が……私が妥協すればいいの? 家族のために、この屈辱を耐えなきゃいけないの?」
鏡に映った自分の顔は、ひどく疲れ果てていました。
あとがき:見えない牙と、見ようとしない夫
外では「特別扱い」を自慢し、夫の前では「健気な弱者」を演じる。里奈の二面性は、まさに女の敵といえる巧妙さです。一番つらいのは、信じたいはずの夫がその毒に気づかず、あろうことか妻を「感情的だ」と責める瞬間。マナーの欠如を指摘する幸恵さんの怒りは正当なものですが、ビジネスという盾を持つ夫には届きません。孤立していく彼女の叫びが、痛いほど伝わってくるエピソードです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

