人間にうつる猫の皮膚病『疥癬』とは?
疥癬とは、ヒゼンダニという目に見えないほど小さなダニが皮膚の角質層に寄生することで起こる、非常に痒みの強い皮膚病です。
猫に寄生するのは主に「ネコショウセンコウヒゼンダニ」という種類で、感染した猫との直接的な接触や、抜け毛・寝床を介して他の動物や人間に伝播します。
ヒゼンダニは皮膚を掘り進んで「疥癬トンネル」と呼ばれる細い溝を作ることがあって、そこに溜まったダニのフンなどで強いアレルギー反応を起こします。
猫から人への感染は、一時的な寄生で終わることが多いですが、激しい痒みを伴うため、放置せず早急な対処が必要です。
疥癬の原因は?
猫の疥癬の主な原因は、「ネコショウセンコウヒゼンダニ」への感染です。感染経路としては、主に以下のようなケースが挙げられます。
感染した猫との直接接触野良猫や感染した他の猫、野生動物と触れ合うことで感染。
感染した猫が使用したものへの間接接触ブラシ・寝具・毛布など、ダニが付着したアイテムを共有することで広がる。
母猫からの感染生まれたばかりの子猫が、感染した母猫から接触感染するケース。
室内のみで飼育されている猫は感染リスクが低いですが、外出する猫や保護猫、多頭飼育の環境では注意が必要です。
免疫力が低下している猫や子猫・老猫は特に感染しやすいとされています。

