宿題・学校生活・親の関わり方
入学後、親を悩ませるのは学習内容そのものよりも、「宿題や学校生活への関与の度合い」です。
宿題に時間がかかりすぎる
忘れ物や勘違いが多い
親がどこまで口を出すべきか分からない
「今のうちにちゃんとやらせないと」と焦る一方で、関わりすぎることへの不安も生まれます。
子どもの心とストレスの変化
そもそも小学校入学は、子どもにとっても大きな環境の変化です。
ルールの多い集団生活
先生との関係性の変化
友達関係の広がり
一見、元気そうに見えても、家で急に甘えが強くなったり、不安を口にしたりすることがあります。
これは「進学時ストレス」と呼ばれるもので、珍しいものではありません。

(※画像はイメージです)
保育士のための経験共有サイト『ホイクタス』の運営者で、以前は保育園長として多くの子どもたちを見てきた石井大輔さんは、進学してお子さんがストレスを感じたり自信を喪失していたりしたら、「保育士さんに迷惑かも」などと思わず、「ぜひ保育園に行ってみてください。子どもたちが『先生、遊びに来たよ』って言ってくれることで、保育園の先生はとても元気になるんですよ」とすすめます。
「保育園の先生にランドセルを見せに行くだけでもいいと思います。『かつてのあなたはここに確かにいて、そこでこれだけの人たちと出会ってきたんだ。小学校に行っても、成長を喜んでくれる人たちがここにいるんだ』と。それって大きな財産ですよね。財産なんて言葉を理解できなくても、子どもには伝わるはずです」
「保育士は、保育している子どもたちの『将来の姿』を目の当たりにする機会が多くありません。保育園にいるうちは、子どもの成長のためにいろいろな取り組みをします。小学校以降も出せる力をどうやって育んでいくかを考え、実践している園は多いです。でも、卒園してからどうなったかを知ることは、なかなかできないのです。
そんな中、卒園した子たちに会うことで、『あの頃こうだった子に、こんなことを働きかけたら、こんなふうに成長できたんだ!』という実感を得られます。だから、卒園した子どもたちと会えることは、嬉しいだけではなく、保育士のためにもなっているのです」
(石井さん)
