
HARU.は北海道苫前郡初山別村にて、ジェラート・牛乳の店「木野精和園(きのせいわえん)」を4月29日(水)にオープンする。
オープンに先立ち、一般向けプレオープンを4月25日(土)に実施することを発表した。
「木野精和園」オープンの背景
「木野精和園」という名称は、木野家がかつて牛乳の製造・配達も行っていた時代の屋号。3代目が北海道に移住した際に牧場名は北日本牧場へ改められたが、HARU.の代表取締役で5代目の木野寛子氏は、幼少期からいつかこの屋号を復活させ、新鮮な牛乳のおいしさを消費者へ直接届ける場をつくりたいと考えてきたそう。今回、北日本牧場の子会社であるHARU.の運営により、その想いを実現する。
出店の背景には、卸売中心の酪農経営が厳しさを増す中、次の世代に自信を持って引き継げる事業をつくりたいという思いがあるという。また、2025年に人口が1,000人を下回った初山別村において、観光客や地域の人が訪れる場をつくり、村の活性化にも貢献したいと考えているという。
木野家の歴史と新たな挑戦
木野家の酪農は、1900年に山形で始まった。初代は会津出身の士族で、山形で牛乳の製造・配達を手がけたという。木野家に伝わるところによれば、宮内省で酪農を学んだとされているようだ。
その後、牛にとってより良い環境を求め、1960年に北海道北広島、1974年に初山別へと移り、現在に至る。北海道に移ってからは卸売が中心だったが、「木野精和園」の開業を機に、自社の生乳を加工し消費者へ届ける事業を新たに開始。今後は「木野精和園」のブランドのもと、ジェラート以外の乳製品の展開も計画しているという。
