何気なく使っている言葉が、知らないうちに誰かを傷つけていることがあります。
今回は、義母の“ある口癖”をめぐって起きた、思わず驚いた知人の実体験です。長年信じて使っていた言葉の意味が、実は間違っていたと知ったとき、その場の空気は一変しました。
繰り返される「内孫しか可愛くない」の言葉
結婚当初、義母から何気なく聞かされた言葉がありました。
「内孫しか可愛くない」
当時は“内孫外孫”という言葉の意味もよく分からず、深く考えずに聞き流していました。
それから数年後、私たち夫婦に子どもが生まれます。すると、その言葉は“口癖”として何度も繰り返されるようになりました。
出産後、顔を見に来た義母は開口一番こう言いました。
「内孫しか可愛くないわ!」「可愛くない子の席に呼ばれても楽しくない」
周囲がたしなめても止まることはなく、お宮参りやお食い初めなどの行事でも同じ言葉を繰り返します。
呼ばなければ「非常識」と言い、呼んでも同じ発言。そのたびに、家族全員が何とも言えない空気に包まれていました。
夫の一言で明らかになった“違和感”の正体
あまりにも繰り返される言葉に、ついに夫が口を開きました。
「祝いたくないなら来なくていい。縁も切る」
「それと、内孫の意味、間違ってるから大きい声で言わん方がいいで。恥になるだけやから」
その場の空気が一瞬で凍りつきました。
うちの子は義母にとって“内孫”になります。実は義母は、“内孫外孫”の意味を何十年も勘違いしたまま過ごしていたと。
周囲はとっくに気づいていたものの、面倒臭いためあえて指摘せずにいた様子。
しかし、自分たちの子どもたちの前でまで繰り返される状況に、もう黙っていられませんでした。

