自覚のない彼女と板挟みの私と
「ねえかよこ、最近みんな冷たくない? 誘いもないし」
みゆは私のデスクに身を乗り出して愚痴をこぼします。
「……みんな、忙しいんじゃないかな」
「ふーん。まあいいけど。レベルの低い連中とつるんでも時間の無駄だしね」
一方で、部長からも相談を受けるようになりました。
「かよこさん、君と彼女は学生時代からの友人なんだろう? なんとか、彼女の態度を柔らかくできないかな。君から言ってくれれば、彼女も聞く耳を持つと思うんだ」
板挟みでした。みゆからは他人の悪口を聞かされ、部長からは教育を頼まれる。
私の平穏だった日常は、音を立てて崩れていきました。 家に帰っても、仕事のストレスが頭から離れません。
「ママ、今日元気ないね。お腹痛いの?」 娘が心配そうに私の顔を覗き込みます。
「ううん、大丈夫よ。ちょっと疲れちゃっただけ」
あとがき:最悪な新人
人柄というものは、そう簡単には変わらないもの。しかも「変わっていてほしい」と思うものに鍵って変わっていないのはあるあるですね。しかし娘に心配されるまでとなると…どうにか改善していきたいところですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: kgrddm
(配信元: ママリ)

