次男が4歳ごろのことです。近所に新しくできた駅前広場へ遊びに行きました。そこは駅前の駐車場の一部が、砂場やジャングルジムのある芝生広場になっており、カフェも併設されている場所です。私がベンチに座って長男と次男が遊ぶ様子を見守っていたとき、あるトラブルが起きました。


危険な「石投げ」を始めた男の子
広場には、私たちの他に5人ほどの子どもたちが遊んでいました。するとその中に、小学校低学年くらいの男の子が砂利を拾って投げている姿がありました。
様子を見ていると、いつの間にか投げるものが砂利から石に変わっています。駐車スペースはすぐ目の前。車に当たってしまうのではないかと、私はハラハラしてしまいました。
その子の保護者の姿は、周りに見当たりません。すると、その様子を面白がった次男までもが石を投げるマネをし始めました。私は、周囲にも聞こえるようにあえて大きめの声で「車や人に当たったらとっても危ない! それは絶対にダメなことだよ!」と次男を厳しく注意しました。
次男はすぐに止めてくれましたが、聞こえる距離にいたはずの男の子は、石投げを止めるどころか、ますますヒートアップ。そしてついに、その子が投げた石が駐車場に停まっていた車のトランクに当たり、「カーン!」と大きな音が響き渡りました。
男の子の母親から予期せぬ発言
さすがに黙っていられず、私はその男の子に近寄り「今、石を投げたよね?車に当たったことを、自分でお父さんかお母さんに言えるかな?」とやさしく、かつ毅然と話しかけました。ところが男の子は、平然とした顔でこちらを無視するのです。
そのとき、「うちの子に何をしてるんですか!」と、併設されたカフェから男の子の母親が飛び出してきました。私は驚きつつも、石を投げていた状況を説明すると、彼女は男の子に「石、投げたの? 本当?」と尋ねました。しかし、男の子は「わからない」と繰り返すばかり。
するとそのママさんは「息子は違うと言ってるんですけど! 人の子に対してなんなんですか!」と、明らかに怒った様子で詰め寄ってきました。その剣幕に、思わずたじろいでしまった私。

