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永遠に監視されることになった夫。不倫の代償|アプリで出会った夫の秘密

永遠に監視されることになった夫。不倫の代償|アプリで出会った夫の秘密

怯えながら「理想の夫」を演じるようになった亮平。アプリを消し、献身的に尽くす彼を冷めた目で見守るりかこ。崩れた信頼は二度と戻らないが、彼女は彼を解放しない。永遠に続く「監視」という名の地獄が始まる。

帰宅すると夫はすでに布団の中

布団 男性

私が帰宅すると、家の中は真っ暗だった。寝室を覗くと、亮平が布団を頭から被って丸まっている。

「ただいまー。亮平、寝てるの? 早かったんだね」
私が声をかけると、彼はビクッと肩を震わせた。

「あ、ああ……。打ち合わせが早く終わってさ。ちょっと頭が痛くて」
「そうなんだ。お疲れ様」
私は彼の背中に向かって、優しく微笑んだ。もちろん、彼はそれを見ていない。

例え「真っ白」だととしても、この記憶は一生消えない

友人 カフェ

翌日から、亮平の行動は劇的に変わった。休日は一日中家にいて、家事を積極的に手伝うようになった。スマホをテーブルに置くときは必ず画面を上に向け、私の顔色を伺うような仕草が増えた。 例のアプリを確認すると、彼のアカウントは跡形もなく消去されていた。

「りかこ、最近亮平さんどう?」
数か月後、静香と再び会った。

「今のところ、真っ白。というか、怯えてる感じ。私がスマホを触るたびに、視線がこっちに飛んでくるわ」
「まあ、あんな正体不明の『まどか』に釘を刺されたら、怖くて夜も眠れないわよね」

「自業自得よ」
私は、冷めた紅茶を一口飲んだ。

亮平は、「まどか」の正体が私だと気づいていない。彼は今、「自分の不倫未遂が誰か(妻の友人)に握られている」という恐怖と戦いながら、私に誠実な夫を演じている。

それはある種の地獄だろう。 でも、私にだって地獄はある。「優しくて誠実な夫」という虚像が崩れ、「セフレ探しをしていた裏切り者」という実像を知ってしまった。この記憶は、一生消えない。

配信元: ママリ

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