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「へそが臭い」ですぐに受診すべき3つの症状とは?考えられる病気も医師が解説!

「へそが臭い」ですぐに受診すべき3つの症状とは?考えられる病気も医師が解説!

へそが臭い時、身体はどんなサインを発しているのでしょうか?メディカルドック監修医がすぐに受診すべき症状や特徴的な病気などを解説します。気になる症状は迷わず病院を受診してください。

※この記事はメディカルドックにて『「へそが臭い」のはなぜ?考えられる原因や病気を医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

伊藤 陽子

監修医師:
伊藤 陽子(医師)

浜松医科大学医学部卒業。腎臓・高血圧内科を専門とし、病院勤務を経て2019年中央林間さくら内科開業。相談しやすいクリニックを目指し、生活習慣病、腎臓病を中心に診療を行っている。医学博士、産業医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本東洋医学会漢方専門医、日本医師会認定産業医、公認心理師。

すぐに病院へ行くべき「へそが臭い」に関する症状

ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。

へそから膿が出る症状の場合は、皮膚科へ

へその周囲が感染して赤くなったり、熱をもち、痛みが出て膿が出たりする場合にはへそを中心として感染をおこしています。放置すると重症化して蜂窩織炎などになる事もあるため、治療が必要です。何科に行くか悩む場合には、皮膚科を受診しましょう。尿膜管遺残や臍腸管遺残が原因となっている場合には、泌尿器科や外科での治療が必要となる事もあります。

受診・予防の目安となる「へそが臭い」症状のセルフチェック法

・へそが臭く、熱を持っている症状がある場合
・へそが臭く、痛みがある症状がある場合
・へそが臭く、液体が出てくる症状がある場合
これらの症状がある場合には、感染や尿膜管や臍腸管の遺残により症状が起こっている可能性があります。まずは皮膚科で相談をしても良いでしょう。場合により、尿膜管遺残であれば泌尿器科、臍腸管遺残であれば外科で手術が必要になる事があります。

「へそが臭い」症状の特徴的な病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「へそが臭い」症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

臍炎

臍の周囲が傷つき細菌感染をおこしたり、尿膜管遺残・臍腸管遺残が原因となり臍の周囲の炎症をひきおこすことがあります。臍の周囲のみの感染を臍炎と言います。この感染が重症化すると蜂窩織炎や腹壁膿瘍に進展することもあります。重症化すると敗血症に至ることもあるため、臍の周囲の炎症が起こり、痛みや熱感を伴い、場合により膿が出る場合には早めに皮膚科、もしくは小児であれば小児科を受診して相談しましょう。

尿膜管遺残

尿膜管とは、胎生期に臍と膀胱をつないでいる管のことです。ふつうは成長とともに、消退しますが、人により出生後も残ってしまう方がいます。頻度は成人で1〜2%程度と少なく、成人で見つかる方は稀です。この尿膜管が消失せずに遺残してしまったものが尿膜管遺残です。尿膜管遺残は臍炎や膿腫をおこし、重症の感染症の原因となる事もあり注意が必要です。感染を起こしている場合には、感染の治療が優先されます。抗生剤を使用してまず感染を抑えます。感染が治まった後に、手術を行うことが多いです。

臍腸管遺残

胎児の腸と臍は胎生早期の栄養補給のために、卵黄のう管(臍腸管)でつながっています。本来は、臍腸管は胎児期に消失しますが、残ってしまったものを臍腸管遺残と言います。頻度は非常に稀です。時に繰り返す臍炎や痛み、浸出液の排出の原因となります。また、消化管出血や腸重積、腸閉塞などをきたすこともあります。成人では非常に稀ですが、膿瘍などの感染症や腸閉塞などの発症例も報告されており、注意が必要です。
治療法は、臍炎や膿瘍など感染を起こしている場合には、まず感染症の治療を優先させます。抗生剤投与を行い、感染が改善したら手術を検討します。

配信元: Medical DOC

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