「へそが臭い」症状についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「へそが臭い」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
へその中は洗わない方がいいのでしょうか?
伊藤 陽子(医師)
へそのなかを無理に洗い、傷つけてしまうと、傷から細菌などの感染を起こす可能性があるため良くないですが、柔らかいタオルなどで優しく洗い、清潔に保つことが重要です。毎日洗う必要はないですが、週に2-3回へそのなかに垢がたまり不潔にならないように保ちましょう。
へそのごまを掃除しないとどうなりますか?
伊藤 陽子(医師)
へそのごまは、へそにたまった垢や、皮脂、古い角質などが溜まったものです。このごまを掃除しない場合、臍にこの汚れがどんどんたまってしまいます。臭いにおいが出て来たり、感染を起こす可能性があります。無理にこすり傷つけてしまうことは、感染を引き起こし危険であるためやめましょう。週に2〜3回程度柔らかい布で優しく洗い清潔に保つようにしましょう。
へそのごまを掃除しないで膿んでしまった場合には、皮膚科を受診して症状を話しましょう。
まとめへその膿や液が出ていることに気がついたら皮膚科、泌尿器科へ
へそはくぼんでいて、汚れが残りやすい部分です。週に2~3回は優しく洗うようにしましょう。臍を清潔に保つようにしていても、臭う時には要注意です。特に膿が出てきたり、浸出液が出たり、赤く腫れあがったりする時には感染症の合併が疑われます。早めに医療機関を受診する必要があります。
へその掃除を定期的にしていてもなかなか臭いが改善せず、膿が出続ける場合には尿膜管遺残や臍腸管遺残の可能性があります。これらの病気は比較的稀な病気であり、多くは新生児期に分かることが多いです。しかし、気が付かれず大人になってしまうこともあります。尿膜管遺残や臍腸管遺残があると、表面の掃除をしていても、奥の方での感染が持続しているのかもしれません。このような場合には、皮膚科や泌尿器科、外科で相談をしてみましょう。

