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「え、うちの家が売り出し中…?」不動産業者のあり得ないミス|平穏な日常を壊した一枚の写真

「え、うちの家が売り出し中…?」不動産業者のあり得ないミス|平穏な日常を壊した一枚の写真

業者への抗議と誠実さの欠如

電話

電話口に出た担当者は、最初はどこか他人事のような、のんびりとした口調でした。

しかし、私が「掲載されている写真は我が家であり、売りに出している家ではない」と伝えると、ようやく事の重大さに気づいたのか、声のトーンが変わりました。

「確認したところ、撮影スタッフの勘違いだったようです。すぐに削除します」

謝罪の言葉はあったものの、どこか事務的で、私たちの不安に寄り添うような温度感は感じられませんでした。

「削除すれば済む話ではないですよね? 子どももいますし、勝手に外観を公開されて本当に怖い思いをしたんです」

私がそう訴えると、電話の向こうで一瞬沈黙が流れました。

「……以後、気をつけますので」

その一言で会話を終わらせようとする態度に、私は言いようのない憤りを感じました。

守るべきは「暮らし」の安心

訪問

数時間後、サイトからは我が家の写真が消え、本来の物件の写真に差し替えられていました。

しかし、一度ネットに流れた情報の恐怖はすぐには消えません。数日間、家の前を車が通るたびに「見学の人ではないか」と身構えてしまう日々が続きました。

後日、その不動産業者の上司だという人物が謝罪に訪れました。

「担当者の教育不足でした。看板を立てる際や撮影時の確認フローを徹底します」

深々と頭を下げる姿に、ようやく少しだけ気持ちが落ち着きましたが、壊された平穏が完全に戻るわけではありません。

今回の件で痛感したのは、私たちの「当たり前の日常」がいかに脆いものかということです。業者が「たかが写真一枚のミス」と思っていることが、住んでいる人間にとっては「安全を脅かす重大な侵害」になり得るのです。

その後、近所の方からも「うちのせいで嫌な思いをさせてごめんなさい」と謝罪を受けました。ご近所付き合いに角が立たなかったことだけが救いです。

今も玄関先の花に水をやるたび、あの時の冷や汗が出るような感覚を思い出します。でも、家族が安心して眠れる場所を守るために、おかしいと思ったことには声を上げ、毅然とした態度で臨んでよかったと思っています。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: kumasan

(配信元: ママリ

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