「ウドの大木」とは言わせない! じつはコスパ優秀な春の食材
「ウドの大木」ということわざがあります。育ちすぎると食用にならず、木材にも適さないことから「図体ばかり大きくて役に立たないもの」の例えとして使われていますが、春に出回る「ウド」は全く別物。捨てるところがないくらい、コスパが優秀な食材なのです。
ウドは山菜の一種で、新芽を食用にします。食用として栽培しているのは日本だけで、光を当てずに栽培する「軟白(なんぱく)うど」や、各地の山野に自生する「山うど」があります。野菜売り場で見かける白い枝のようなものは、主に「軟白うど」です。
体の中からすっきり! 栄養士が教えるウドの注目成分
ウドの9割近くは水分ですが、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸を含んでおり、エネルギー代謝やたんぱく質代謝を高めて疲労回復を促します。
また、注目したいのがポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」です。抗酸化作用や脂肪蓄積の抑制、食後の血糖値の急上昇を抑える働きが期待されています。このクロロゲン酸は、ウド特有のほろ苦い風味のもとでもあります。
さらに、ウドの爽やかな香り成分である「ジテルペンアルデヒド」や「リモネン」には、血流を改善して疲労回復を働きかけたり、自律神経を整えてリラックス効果をもたらしたりする作用も期待できます。


