ついに体調不良へ…
「お母さん!? 顔がまっかだよ!」
桃太が悲鳴に近い声を上げました。
「桃太…今日はどうしても……起き上がれそうにないの。お父さんも出張でいないし……今日の練習、お休みさせてもらえるかな」
「いいよ!お母さん、寝てなきゃダメだよ!今日は一人で歩いて行くから。秋乃おばちゃんにも、ぼくからちゃんと理由を話してくるよ」
桃太の健気な言葉に、私は枕をぬらした。
(こんなにいい子が…身勝手な大人たちのために気をつかっている)
申し訳なさと、「秋乃さんから何を言われるか」という恐怖で、胸がふがりそうになった。その時、枕元に置いていたスマートフォンが、ケモノのうなり声のような不気味なバイブレーションをひびかせた。
あとがき:限界がおとずれた瞬間
ムリな送迎スケジュールになやまされ、ついに限界を迎えた春子…。そんな春子を心配する桃太や春子の心中を思うと、胸がいたみますね。
こうしたムリ難題は、春子をつぶすための、「秋乃の策略」だったようにも思えます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: kgrddm
(配信元: ママリ)

