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解けた呪縛「考えすぎてた」届いた謝罪と再会の約束。よみがえった友情|職業を隠す友人

解けた呪縛「考えすぎてた」届いた謝罪と再会の約束。よみがえった友情|職業を隠す友人

数か月後、美紀から謝罪と感謝の連絡が届く。夫の理解や職場の支えで、彼女は「先生」という看板から解放されていた。再会した二人は、昔のように笑い合い、肩書きのない「本当の親友」として絆を取り戻す。

親友からの連絡に胸が騒ぐ

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季節は巡り、秋の風が冷たくなり始めたころ。ゆりのが幼稚園の年長さんとして最後の冬を迎えようとしていたある日、私のスマートフォンが、美紀からの通知を告げました。数か月ぶりの、彼女の名前。

『秋穂、久しぶり。あの時は勝手に殻に閉じこもって、ひどい態度を取ってごめんなさい。やっと、少し前を向けるようになったから連絡しました』

ドキドキしながら画面を開くと、そこにはこれまでの葛藤と、それを乗り越えた経緯が丁寧な言葉で綴られていました。
美紀はあの日以来、職場の一番信頼できるベテランの先生にすべてを打ち明けたそうです。

「自分の子と園の子は別。プロだからこそ、自分の子の育児に悩んで当たり前よ」
その先生の言葉に、美紀は初めて救われたと言います。自分が「完璧な母親」を演じようとしすぎていたことが、最大のストレス源だったのだと。

解けていくお互いの心

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『秋穂がくれた言葉も、今は素直に受け取れるよ。あの時は余裕がなくてごめんね。私はもう「先生」という看板に縛られないで、ただの美紀としてあなたと遊びたい。また、あのお洒落なカフェで会ってくれるかな?』
読み終えた時、私の目からは涙が溢れていました。

『当たり前じゃない! 会うに決まってるでしょ! 次は育児の話じゃなくて、中学の時に美紀が他校の男子に告白して盛大に振られた、あの伝説の話を10時間くらいしようよ!』

送信してすぐに、既読がつきました。
『ちょっと、それだけは一番の禁句! 墓場まで持っていく約束だったでしょ(笑)』

泣き笑いの顔のスタンプが、すぐに返ってきました。

配信元: ママリ

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