電子レンジの『自動あたため』は、ボタン1つで適切な加熱時間を自動で判断してくれるため、多くの家庭で日常的に使われているでしょう。
ただし、使い方によっては加熱にムラができたり、思ったほどあたたまらなかったりすることもあります。
そこで当記事では、電子レンジの『自動あたため』機能のNGな使い方について、東芝ライフスタイル株式会社に聞いてみました。
『自動あたため』機能にも種類がある
『自動あたため』の機能は、食品や庫内の状態をセンサーで検知し、食品のあたたまり具合を推測して加熱時間を決めます。
電子レンジによって『赤外線センサー』『蒸気センサー』『重量センサー』『センサーなし』など、搭載されているセンサーは異なっており、『自動あたため』の仕組みはさまざまです。
赤外線センサーは、食品の表面温度を読み取っています。実際に温度を測って自動加熱するため、食品の種類や分量が変わっても比較的、精度よく温められるとのこと。
画像提供:東芝ライフスタイル株式会社
蒸気センサーは、オーブン庫内で、食品から発生する蒸気を読み取るセンサーです。温めると蒸気がでてくるため、湿度が変化し、この変化を読み取ることで温まったかを判断しています。
重量センサーは、食品の重量を読み取ることで、分量を推測するセンサーです。分量にあわせた加熱時間にすることで自動で温めています。
うまく働かない原因は搭載されているセンサーによって異なる
赤外線センサーと蒸気センサーの場合、センサーの感知部分に汚れが付着していたり、ラップや蓋をつけたまま温めたりすると、うまくいかないことがあるようです。
蒸気センサーの場合、蒸気が出づらい食品にはあまり向いていません。
例えば、少量のご飯や小さなおかずを温める場合、蒸気の発生が少なく、センサーが読み取れずに加熱しすぎてしまうケースがあるでしょう。
また食品を解凍するなど、食品を熱々にしない場合も不向きと言えます。
画像提供:東芝ライフスタイル株式会社
重量センサーの場合は、容器の重量で変わってしまうため、都度調整が必要。
厚手の陶器や耐熱ガラスなど重めの容器と、軽めのプラスチック容器などでは温まり方が変わる場合があります。
食品の温度を測るセンサーではないため、入れた食品が冷凍かどうかなどをボタンで選択する必要があるでしょう。

