●弁護士は「出禁」の可能性も指摘していた
この問題をめぐっては、当時の取材で弁護士が、鑑賞空間を損なう行為について次のように指摘していました。
「会場の秩序を乱し、他の鑑賞者や演奏者に支障を与える場合、主催者が入場契約に基づき、退場や出入り禁止を求めることが可能」
ただし、こうした対応はあくまで例外的であり、「まずマナー周知を徹底し、注意後も改善が見られない場合に限るなど、慎重な運用が望ましい」としています。
●60周年、名フィルからのメッセージ
創立60周年を迎えた名フィルは、「公演ごとに会場の雰囲気やお客様の反応も異なりますので、ぜひ一度ご来場いただき実際の空気感をご体感いただけましたら幸いです」とコメントしました。
静寂のあとに訪れる万雷の拍手。その一瞬に立ち上がる感動もまた、生演奏ならではの醍醐味といえそうです。

