「中耳炎による発熱」は何日程度続くかご存知ですか?受診する前の注意点も解説!

「中耳炎による発熱」は何日程度続くかご存知ですか?受診する前の注意点も解説!

中耳炎による発熱の経過と対応

中耳炎による発熱の経過と対応

中耳炎による発熱は何日程度続きますか?

中耳炎の発熱は、多くの場合数日以内に収まります。典型的には2~3日程度で解熱するケースが多いでしょう。急性中耳炎の痛みや熱のピークは発症後早期に現れ、その後は適切な治療により下がっていくことがほとんどです。重症の場合や合併症を起こした場合には、炎症が長引き発熱が1週間以上続くこともまれにあります。発熱が治まっても、中耳に滞留液が残っているとしばらく耳の違和感や聞こえにくさが続くことがあります。そのため、熱が下がっても油断せず、医師の指示どおり治療を継続し経過を観察することが大切です。

中耳炎で熱が出た際は市販薬を飲んでもよいですか?

はい、市販の解熱鎮痛薬を適切に使うことで症状を和らげることができます。 発熱や痛みがつらいとき、アセトアミノフェンやイブプロフェンなど市販の解熱鎮痛剤を用いるのは効果的です。中耳炎で夜間に耳が痛くて眠れない場合など、まず市販薬を適切な用量で使用して痛みや熱を抑えるとよいでしょう。ただし、あくまで一時的な対症療法であり、中耳炎そのものを治すわけではない点に留意してください。症状が改善しても自己判断で治ったと思わず、必ず医療機関で診察を受けるようにしましょう。市販薬を使用する際の注意点としては、用法用量を守ることが最も大切です。

中耳炎の熱はほかの方に感染しますか?

いいえ、中耳炎そのものは、ほかの方にうつる病気ではありません。 急性中耳炎は耳の中の局所的な感染症であり、人から人へ直接伝染することはないと考えられています。そのため、例えば大人で中耳炎になった場合、熱が下がって体調がよければ職場に行っても、ほかの方に中耳炎を移す心配はありません。ただし、中耳炎の多くは鼻や喉の風邪がきっかけで起こるため、原因になった風邪のウイルスや細菌は周囲にうつる可能性があります。

中耳炎の治療法

中耳炎の治療法

中耳炎の治療法を教えてください

急性中耳炎の治療は、症状の程度や経過に応じて大きく2つに分かれます。まず、痛みや発熱を和らげる対症療法を行い症状緩和を図ります。加えて、細菌感染が関与する場合には抗菌薬の投与による治療を行います。一方、中等症~重症の場合や細菌感染が明らかな場合には抗菌薬の内服を開始します。

また、鼓膜切開といわれる処置が行われることもあります。これは鼓膜に小さな傷を作って中耳に溜まった膿を排出する治療法です。小児で急性中耳炎を繰り返す場合には、再発予防や滲出性中耳炎への移行防止のため鼓膜チューブ留置(鼓膜に小さな通気チューブを挿入する手術)が行われることもあります。

中耳炎で熱が出ている際は、病院で何をしてくれますか?

診察により急性中耳炎と診断されたら、症状に応じた治療を行います。具体的には前述のように痛みや熱に対しては解熱鎮痛薬の投与を行い、細菌感染が疑われれば抗菌薬が処方されます。鼓膜の腫れが強く膿がたまっている場合には、その場で鼓膜切開を行い膿を出す処置をすることもあります。耳だれが出ている場合は、耳の洗浄や点耳薬が処方されることもあります。このように、病院では中耳炎に対して総合的な治療を行い、痛みや熱を和らげつつ感染を鎮める処置をしてくれます。

中耳炎で受診する前の注意点を教えてください

受診前に自宅でできる対応や注意点は以下のとおりです。

解熱鎮痛剤を使う

耳だれがあれば、ガーゼなどを耳に当てる

耳に水が入らないよう注意する

症状が出始めた日時や経過、熱の最高温度、服用した薬の名前などをメモして持参する

以上のような準備や注意をしておくと、受診後の診察・治療がスムーズに進みます。症状がつらいときは無理せずできる範囲で対処し、早めに専門医の診断を仰いでください。

配信元: Medical DOC

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