「血液検査のAST」は体の何を見ている?異常値の原因やALTとの違いも医師が解説!

「血液検査のAST」は体の何を見ている?異常値の原因やALTとの違いも医師が解説!

「血液検査のAST」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血液検査のAST」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

ASTはいくつから異常値でしょうか?

木村 香菜 医師

一般的には51IU/L以上で異常と判断されます。ただし基準値は施設により異なるため、検査結果の記載に従うことが大切です。

ASTが高いと、体にはどのような症状が出ますか?

木村 香菜 医師

軽度の上昇では自覚症状がないことが多い一方、原因となる疾患により倦怠感や黄疸、胸痛、筋肉痛などが現れることがあります。

お酒を飲まないのにASTだけが高い原因は何ですか?

木村 香菜 医師

筋肉の負荷や心疾患、薬剤の影響などが考えられます。ALTや他の検査値と合わせて評価する必要があります。

ASTとALTの両方を下げるには、日常生活で何をすれば良いでしょうか?

木村 香菜 医師

体重管理、飲酒制限、バランスの良い食事、適度な運動が基本です。数値が高い状態が続く場合は医療機関での評価が必要です。

まとめ

ASTは肝臓だけでなく全身の細胞障害を反映する指標です。単独の数値だけで判断せず、ALTや症状、生活背景と合わせて評価することが重要です。健診で異常を指摘された場合は放置せず、原因の確認と適切な対応につなげることが健康維持に直結します。

「血液検査のAST」の異常で考えられる病気

「血液検査のAST」から医師が考えられる病気は10個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

肝臓の病気

肝臓系

急性肝炎

慢性肝炎

脂肪肝アルコール性肝障害肝硬変

循環器系の病気

循環器系

急性心筋梗塞心筋炎

筋肉・その他の病気

筋肉・その他

多発性筋炎横紋筋融解症溶血性貧血

ASTの異常は肝臓の病気に限らず、心臓や筋肉など幅広い異常のサインとなることがあります。数値だけで自己判断せず、他の検査結果や症状と合わせて医療機関で評価することが重要です。

「血液検査のAST」と関連する症状

「血液検査のAST」と関連する症状は8個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

だるい

胸が痛い

冷や汗が出る

筋肉痛

手や白目が黄色くなる

食欲がない

下痢

立ち眩みがする

ASTの異常は自覚症状がないまま見つかることも少なくありません。一方で、胸痛や黄疸などの症状を伴う場合は、緊急性の高い疾患が隠れている可能性もあるため注意が必要です。

参考文献

ASTとALTの違いは?AST/ALT比について教えてください。-シー・アール・シー

検査表の見方|日本人間ドック・予防医療学会

Aspartate aminotransferase (AST) blood test – Mayo Clinic.

配信元: Medical DOC

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