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朝から疲れているのは「気のせい」じゃない!?医師が説く、病気になる前の見直しサイン【医師コラム】

朝から疲れているのは「気のせい」じゃない!?医師が説く、病気になる前の見直しサイン【医師コラム】

こんにちは、内科医の橋本将吉(ハシモトマサヨシ)です。 皆さんは、日々の生活の中でこんな「なんとなくの不調」に心当たりはありませんか?

・朝、目が覚めた瞬間から「すでに疲れている」と感じる
・休日はやりたいことがあったはずなのに、結局夕方まで起き上がれない
・仕事中に感じる、抜けない「頭の重さ」や「集中力の欠如」
・身体は疲れているはずなのに、目が冴えて眠りにつけない夜
・以前なら気にならなかった些細な言葉に、イライラしたり落ち込んだりしてしまう

こうした不調を感じて病院へ足を運んだのに、血液検査の結果は「異常なし」。医師からも「しばらく様子を見ましょう」と言われ、どこにもぶつけられない不安を抱えた経験はありませんか? 検査で数値化できないのに続く、疲れやだるさ、そして心のゆらぎ。 この「どこに相談すればいいかわからない」状態こそが、いわゆる「未病(みびょう)」です。

これは決して「気のせい」でも「甘え」でもありません。あなたの体が一生懸命に発している、大切なサインです。 今回は、この未病の正しい捉え方と、今日からできる向き合い方についてわかりやすく解説します。「まだ病気じゃないから」と後回しにせず、まずは自分の心と体の声に耳を傾けることから始めてみませんか?

このコラムを書いたのは…

監修/内科医 橋本将吉 先生(東京むさしのクリニック院長)
株式会社Gift Circle(リーフェグループ)代表取締役。東京むさしのクリニック院長。総合診療・予防医学・高齢者医療を専門とし、西洋医学と漢方医学を組み合わせた診療をおこなう。YouTube「ドクターハッシー/内科医 橋本将吉」では、医学知識を一般向けにわかりやすく発信している。

 「未病」とは?健康と病気の間にあるグレーゾーン

朝から疲れているのは「気のせい」じゃない!?医師が説く、病気になる前の見直しサイン【医師コラム】

では、そもそも「未病」とは一体どのような状態を指すのでしょうか。東洋医学から生まれたこの言葉は、文字通り「まだ病気ではないけれど、決して健康とも言い切れない状態」のことを指します。現代の西洋医学がおこなう検査(血液検査やレントゲンなど)は、主に「目に見える明らかな異常」を数値で判定するものです。そのため、たとえあなたが不調を感じていても、数値が基準値内であれば、診断結果は「異常なし」となってしまいます。

未病は決して「気のせい」や「甘え」などではありません。むしろ、体という「お財布」の中身が、知らないうちに空っぽになりかけている状態を、もう一度「満タン」の方へ戻していくための、体がくれた「貴重な見直し期間」なのです。

完全に底をついて「病気」という借金をしてしまう前に、少しだけエネルギーを貯めてあげることが、健やかな毎日を続けるための秘訣です。

ストレス、睡眠、食事…どこから見直すと効果的か

朝から疲れているのは「気のせい」じゃない!?医師が説く、病気になる前の見直しサイン【医師コラム】

「自分の今の状態は、体がくれたチャンスなんだ」と気付けたら、次は具体的に何をすればいいのかを一緒に考えていきましょう!

とはいえ、「なんとなく不調」を感じたとき、あれもこれもと欲張ると長続きしません。 そこで、医学的な視点から見た「見直しの優先順位」に沿って、以下の3つのポイントから少しずつ意識してみるのが最も効果的です。

  • 【最優先】睡眠:脳と内臓の「メンテナンス時間」を確保する 
    不調改善の土台となるのが睡眠です。睡眠不足は、心身をコントロールする「自律神経」を乱す最大の要因。まずは「寝る1時間前のスマホ」を控えるだけで、脳の興奮が収まり、睡眠の質はぐっと変わります。まずは脳のスイッチをオフにして、体をしっかり休ませることから始めましょう。
  • 【次に】ストレス:心の負荷を「言葉」にして整理する
    睡眠の質を確保できたら、次は心のメンテナンスです。ストレスが胃腸の不調や頭痛として現れることは、決して珍しいことではありません。何が負担なのかをノートに書き出すなど、客観的に「言語化」するだけで、脳の興奮を抑え、自律神経を安定させる効果があります。
  • 【日常の軸】食事:エネルギーの「質」と「リズム」を整える
    睡眠・ストレス改善と並行して整えたいのが、体のエネルギー源です。朝食を抜いたり、糖質に偏った食事をしたりすると、血糖値の激しい乱高下を招き、「だるさ」の直接的な原因になります。まずは「決まった時間に食べる」という生活リズムを意識し、内側から安定させていきましょう。
配信元: 介護カレンダー

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