猫に「鼻くそ」ができる3つの原因
1.空気中のホコリや砂
猫の鼻は常に湿っており、フィルターのような役割を果たしています。部屋の中を漂っている目に見えないほど小さなホコリや、トイレの砂から舞い上がる細かな粉塵が、鼻の粘液と混ざり合って固まると「鼻くそ」になるのです。
特に、家の中を活発に動き回る猫や、顔を突っ込んで匂いを嗅ぐのが好きな猫は、鼻の周りに汚れがつきやすくなります。
これらは健康な証拠でもありますが、放置すると鼻の穴が詰まったり、猫が気にして引っ掻いたりすることもあるため、こまめに観察してあげるようにしましょう。
2.鼻の色素沈着
鼻の周りに黒い塊があるように見えても、実は汚れではなく「模様」である場合があります。特にオレンジ色の毛を持つ茶トラや、三毛猫などは、成長とともに鼻に黒い斑点(シミのようなもの)が現れることがよくあります。
これは「ほくろ」のようなもので、平らで痛みや痒みがなければ健康上の問題はありません。湿らせたガーゼで拭いても取れない場合は、無理に擦らずに様子を見ましょう。
ただし、その部分が盛り上がってきたり、急激に大きくなったりする場合は別の病気の可能性があるため注意が必要です。
3.乾燥
空気が乾燥する冬場や、エアコンの風が直接当たる場所にいると、鼻の粘膜が乾燥して鼻くそができやすくなります。
鼻の表面がカサカサになり、分泌物が固まりやすくなるためです。これは人間が冬に鼻の中がムズムズするのと似た状態です。
部屋の湿度が低すぎると、鼻だけでなく喉の粘膜も弱まり、ウイルスに感染しやすくなるリスクもあります。
加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして、猫が過ごす環境の湿度を適切に保ち、乾燥による鼻くそを防ぐようにしましょう。
病気が疑われる「鼻くそ」の特徴
単なる汚れであれば黒色や茶色をしていますが、もし鼻くその色が「黄色」や「緑色」でドロドロしている場合は注意が必要です。
これは細菌感染を起こしているサインかもしれません。また、取っても取ってもすぐに新しい鼻くそができる場合や、鼻水が絶えず出ていて鼻の穴が塞がっているような状態も危険です。
あわせて「くしゃみを連発している」「目やにがひどい」「元気がなくご飯を食べない」といった症状がないか確認してください。
これらは猫風邪や副鼻腔炎の典型的な症状であり、早めに動物病院で診察を受けるべきサインなのです。

