
同書は、50歳・体重82.2kgからスタートし、1年7ヶ月で33.4kgの減量に成功。さらに生活習慣病を改善した実体験をもとに、「やせない本当の理由」と「リバウンドしない体のつくり方」を解説した一冊。著者がたどり着いた答えは、ダイエットの成否は意志ではなく「代謝」にあるということでした。
なぜ頑張ってもやせなかったのか?――カギは「代謝」にあった
これまで何度もダイエットに失敗してきた著者。ランニング、りんごダイエット、やせる下着など、あらゆる方法を試しては挫折を繰り返してきました。
普段の生活も、運動どころか仕事に行くのも億劫で、家の中でも動く気ゼロ。深夜までゲームをしながらスナック菓子にアイスが日常でした。
そんな毎日を過ごしていた2023年の秋ごろ、健康診断で医師に言われたのが、「あなたは生活習慣病です。このままだと糖尿病になって一生薬を飲み続けることになるかもしれませんよ」という一言。そこからようやく重い腰を上げて本気で減量を試みることになります。
同書で明かされるのは、「ダイエットがうまくいかないのは努力不足ではなく、代謝の乱れからくる体の仕組みの問題だった」という事実です。
・甘いものがやめられないのは“脳の仕組み”
・ダイエットを続ける気力が出ないのは代謝が滞っているから
・頑張ってもやせないのは“脂肪がエネルギーとして使われにくい体”だから
ダイエットの失敗を「自分のせい」にしてきた人にとって、今までの思い込みを覆す内容となっています。

キーワードは「食べる・歩く・やめる」――シンプルすぎる3習慣
著者が代謝を取り戻すために行ったことは、極めてシンプルでした。
・外食中心だった食事を自炊に変える
・1日1分でもいいから、毎日歩く
・夜型生活から、早寝早起きに戻す
特別な方法や過酷な運動ではなく、「人間本来の生活」に戻すことで体は変わっていったといいます。
また、減量の過程で起きた変化は、体重だけではありません。
・肌や髪の状態が改善
・頭痛、肩こりが軽減
・睡眠の質が向上
・日中の活動量がアップ(著者はキックボクシングを継続中)
代謝が整うことで、エネルギーをきちんと使える体になり、自然と「動こうかな、動きたいな」となっていく、そんな「体と対話する」ダイエットプロセスが本書の大きな特徴です。
